2008年にMEMOに記載しました文章と絵のみの纏めです。


下に行くほど新しいです。

1月から2月まで。


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2008/01/01
“永遠”の廃棄は出来ずに。


あと、15分。
今年も、あたし、沢山だったわ。
何がって?
いろいろよ。

いろいろ…。

ねえ、貴方。
あたし、貴方がやっぱり大好きよ。
だって、貴方は、あたしの為に生まれてきたんですもの。
あたしだけの、愛しい人。
貴方も、そうでしょ?


ねえ、貴方だけでなく。
みんな。
あたしの、愛すべき人達。
あたしを、独りじゃないと、教えてくれる人達。

来年も。
其のまた来年も。
ずぅっと、ずぅうっと。

一緒

よね?


あたしが変わっても。

 一緒 よね?


だって、あたしが無意識にでも望んだ、 世界 ですもの。

もう、あたしの意識では、どうにも出来なくても。
でも、あたしから生まれた、この 世界 。

あたし、大好きよ。
なによりも、愛しい。
あたしが、住む。あたしの還る場所。

あたしが、あたしで居られる。

神のおもちゃ箱。


ねえ、貴方。
今年も有難う。
来年も宜しく。

あと、10分。

ねえ、貴方。
あたし。変わることが恐ろしいの。
いつか、あたしは。
貴方が必要でなくなる気がして。
そうなったら、もう貴方の声が聞こえなくなってしまう気がして、
そう思うと、悲しくて成らないの。

ねえ、貴方。
側にいてね。
あたしの愛しい人。
誰よりも、あたしを理解し、愛してくださる、貴方。

あたし、いつまでも貴方と一緒に生きていきたい。
弱くても良い。
無様でも良い。
愚かでも。
正常じゃなくても。

それでも、あたしを愛してくれる貴方を。
貴方を愛しているあたしを。
貴方の居る、仕合わせな日々を、
忘れたくない。
失いたくない。

あたし、今があればいい。
未来なんてみないで。

誰に嗤われたっていいから。
あたし。

貴方と共に、死にたい。

この 世界 と共に。


永遠なんて、信じてないけど。
そんなもの、ありはしないのだろうけど。

それでも。
それにすがるあたしを、“可愛い”と言って下さる貴方と。
永遠を望みます。


明けましておめでとう。
今年も、宜しく。
来年も、其のまた来年も。
ずぅうっと。

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2008/01/03
見なさい、ちゃんと。あまりにも下らないから。


卑屈な貴方が。
高慢な私が。

嘘の無い生き方をして、と。

頬を撫でるのに。


我侭な貴方を。
卑劣な私を。

下らない、と吐き捨てた。

素直に頷くのは。

鞭を頂いた後の方が。


ごめんなさい。


もっと、気の利いた言葉を。
もっと、愉快なお遊戯を。


淫らに、舞ってはいけませんか。


どうしようも、なくなってしまったので。


だから。


夢を見たのです。
霞がかった甘い夢。
そこには、何も苦しい事はなく。
悲しい事もなく。嫌な事もない。
楽園、そのもの。

夢から覚めたあたしは。
涙が止まりませんでした。

だって、何も無かったのよ。
そこには、何も。
あたしが愛して止まない。
夜も、狂気も、鞭も、鎖も。
生殺しの快楽も。


地を這う蛇さえいなかった。


貴方の指で。
私の首を。

ゆっくり、絞めて。

息を止めて。


夢が襲う。
脳がとろけるほど。

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2008/01/04
虫の知らせ。ただの杞憂ならば良いのだけれど。


起きてしまった。
こんな時間に覚醒するのは。

嫌な予感に、圧迫されてしまったのだろう。


ああもし、あの言葉達が、無意識から来るものならば

なんて、性質が悪いのかしら。


僕の夢はいつも、白いもやがかかり
それは、白いふわふわの綿菓子のよう。

温度は無く。

何もない。

物も人も建物も、たくさん溢れているのに。

覚醒した僕の中には、何が残った?


それは、あたしにとっては、食欲と大差なくて。
ケーキを差し出されたから、遠慮なく食べた、
という、だけのこと。

お腹が空いたから、食べた、だけよ。

それ以上でも、それ以下でもない。

それが、罪ならば。
あたしは、何もかもが罪なのでしょうね。

可笑しい話ね。
あたし。
罰する価値すら無いのに。

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2008/01/06
笑顔を交えて。


呟いてみる。


「酷いお人だ。」


そう、言ってはみるが。
果たして本当に酷いのは、どちらか。

僕なのか?

やはり、僕なのだろうか。


赦されたいとは、
救われたいとは。

思わないのに。

夢ばかりは。


ああ、下らない。


僕の都合の良い事ばかり。


馬鹿げてるね。


ああ、馬鹿だよ、本当に。
救いようのない、馬鹿だ。

愚かな生き物だ。


都合の良い、夢ばかり。


僕の“ココ”が、貴女を求める。

知っているかな。

僕の中に、ケダモノがいるのを。


貴女が欲しいと、暴れるのです。


まあ、なんて下劣。

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2008/01/08
僕の誘拐事件。


僕の目線が誘拐されて。
君は、あっちやこっちに。
僕の目線を連れ回す。

靴のヒールが、鳴る。
君の足音。
軽くて、ああ、手首を掴み、どこにも。
どこにも。

側に。僕だけの。


なあ、どこにも行くなよ。
君は、僕の側にいればいいんだ。

じゃなきゃ、君の足を。
細くて、滑らかな足を。

切断して。

君の腕を。
這ってでもいけないように。

切断して。


飾ろう。


なあ、こんなに僕をその気にさせて。
逃げようたって許さない。

こんなに僕を独占して。

罪なお人だ。(笑)

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2008/01/15
謳いませう。


灰色の空

とける雲

子供らの遊ぶ声。


幸せの泣きウサギ

遠い記憶

その向こう

指先に

かすめる記憶ー!

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2008/01/16
空の遺物。


オレンジ

水色




侵食していかれます。


何物にも及ばず。

侵食していく速度は、速く。

一つ、二つ、三つ目の瞬きをした頃には、藍色。

藍色は、紺になり、


ああ、もう黒が参られましたね。


斑な雲を遺して。

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2008/01/16
お嬢様の馨しき憂鬱。


馨高い薔薇のお紅茶。
甘い薔薇のジャム。
色、際立つ薔薇のサラダ。
美しい薔薇のケエキ。


私、毎日薔薇ばかり食べて。
いつか、薔薇にならないかしら?

私の体を覗いてみれば、
醜い臓物の代わりに、薔薇が溢れているのではないかしら?

私から薔薇が。

私が薔薇で。

何もかも、薔薇、薔薇。


いつか私も、甘い甘い薔薇のケエキにして頂けるかしら?
赤が美しい、薔薇のケエキよ。

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2008/01/30
ワガママなわたし。


【ワガママなわたし】

カナリーダイアが欲しくて、
パパにねだったら。
一際美しいカナリアを、買ってくれたわ。

毎日歌うカナリア。
あなた、何を求めているの?

毎日歌うカナリア。
わたし、あなたの色が欲しい。


【貪欲なわたし】

カナリアの色が欲しくて、
パパにねだったら。
即座に美しい翼を首を、ちょん切ったわ。

もう歌わないカナリア。
パパが、これで良いんだよって。

もう歌わないカナリア。
わたし、欲しいもの手にした!


【ワガママなわたし】

わたし、なんでも欲しい。
なぁんだって欲しい!
世界中のありとあらゆるもの。

何だって欲しい!

ありとあらゆる物を、人を!
手にする仕合わせ。


手にしては、喜び。
手にしては、無くし。
手にしては、満足し。
手にしては、逃げられる。

わたし、またなくしてしまった。


でもわたし、もっともっと欲しい!


朝露で身体を清め。
キラキラ光る星を宝石にして。
漆黒の豹の毛皮を纏い。
生娘の血を紅に。
薔薇のケエキを食べて。
天使の羽布団に横たわり。
彼の腕の中で眠る。

わたし、まだまだ欲しい!


【愛深きわたし】

ねえ、パパ!わたし、パパも欲しい!
パパおねがい。
ずっとわたしだけを見ていて欲しいの。

愛を歌うわたし。
パパは、胸をひらいたの。

愛を歌うわたし。
パパが、ハートをくれたわ!

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2008/02/03
声を殺して。


なんにだって恐怖する。
今朝見た夢にさえ恐怖した。
怯え泣く無骨な者よ。
無様な者よ。


今朝見た夢に彼女がいたんだ!

何もなかったように笑ったんだ!

その晩彼は「忘れて良い」と言ったんだ!!


何故か声を殺して交わった。
まるでいけない事をしているように。
まるで獲物をむさるように。
彼はそう、言ったんだ。
「捨てたあいつが悪いんだ」。
そして奥まで吐き出した。


夢の彼女は笑っているんだ!

いつだって!いつだって!

いつも、同じに。

いつだって・・・!!


何故か声を殺して交わったんだ。
何度も何度も。
声を殺して。

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2008/02/04
行き先はどちらですか?


何処に行かれますか?
何が見えますか?
何か、得られましたか?

どこまでも広がる空。
どこまでも繋がっているんだと、目をそらした。
嘘みたいな、この青を。
紫の雲で塗りつぶしたい。


こんな足枷、オモチャみたいな物さ。
すぐに壊せちゃう。

僕は何処にだって行けるんだ。

だから、何処にもいられやしなかった。

足枷の痛みに顔を歪め。
足枷の冷たさに驚き。
足枷の重さに安堵した。
この重みだけに、すがったんだ。

手も痺れ。
この手に何を掴んでいたのか。
全く解らないまま。
僕は、たたずっと、それを握っていた。


この足枷だけが、僕がいても良い居場所!

餌と屋根は保障付き。


何処に行かれましたか?
何か見えましたか?
手にしている物が何か、
解りましたか?

それとも、まだ行かれてないのですか?

飛びますか?
嘘っぱちの青の中へ。
陽気な絶叫を供にして。
1・2・3、で地面はすぐそこ。

如何です?

何か、感じましたか?

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2008/02/09
此処で教えて。


もう何も言いたくは有りません。
この口は声を発する気力を喪失。
もう何も言わせないで。

いっその事、口などけねば良い!
愛など語るに及ばず。
口脣くちびるで示せば良いでしょう。
目で舌でまぐわいましょう。

知って欲しくなんかないのよ。
だから何も言わないわ。


ああ、憂鬱。
あたしは明日、一つ歳を召さねばならない。
嫌々。
そんなものは欲しくはないわ。
ちっとも美味しそうではない。

受け入れるのは容易ですが。
認めるのは断じて出来ませぬ。

あたしの体が朽ちて行くなんて。
それはどちら様の妄言?


もう何も言いたくは有りません。
言葉を忘れてしまっても良いわ。
もう何も言わせないで頂戴。
お願いよ。

貴方の誠は此処で示して。
口脣と目と舌で教えて。
お願いよ。

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2008/02/13
羨ましがりません。勝っても負けても。


羨ましがりは致しません。
羨ましがるのは、卑しい事だと聞きました。

彼女は熱しやすく、ゆえに少しばかり忘れやすく。
それを認め、直ぐさまに謝罪する姿勢に、
私は、羨ましい。と思ってしまったのです。

どうしようもなく欲しがり。
ただ、駄々をこねてばかりで。
それも一人で、なんと不毛な。
それほどに欲しいなら。
自ら手に取りにゆけば良いのに。
その足があるなら。
その手があるなら。


あ。きっと、何もせずに手に入れたいのだ。


羨ましがりませんとも。
けれど人は羨ましがられたい様。


あ。そうだ、何もせずに何でも手に入れる、
お伽話のお姫様が羨ましいのですね。

そう、それに。何もせずとも賞賛を過剰供給して頂ける、
お伽話のお姫様になりたいのですね。


なんて卑しい。

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2008/02/13
これの意味を知らずに生きて。


最近ふと気付いたのです。
熱いミルクに入れる砂糖が、
増えている事。
実はそれほど糖分を欲していない事。

今まで好きと勘違い。
甘みという存在への憧れ。
知ってしまっても恋焦がれ。
今日もスプーンにすくっている。

そう気付いてしまった。
ただ甘くするという行為が好きな事。


ずっと気付かないふり。
即席のお紅茶に投入される、
砂糖の意味。
実は誤魔化していたのです。
糖分過多を利用して。

気付かないふりをしてきたの。
甘みという存在を多用利用。
知らないふりを続けている。
今夜もスプーン山盛り四杯。


何故に今まで気付かないふり?
見て見ぬふり。意味を解かずに。
知っていたのに、隠してしまう。
今まで、好きと思い込み。

それでも続く。
ひたすら甘くする行為に溺れ。
僕は無理矢理飲み込んだ。


今日も角砂糖を丸齧り。
シロップを一気に飲み下す。

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2008/02/14
あの子が寝てくれない。


「お手」 「待て」 「伏せ」

 「舐めろ」 「這いつくばれ」


もう全部混ぜてしまって。
もちろん、僕たち。僕たちだけだ。
母様ははさまがつけて下さった、あの名で呼ばれる子だけだよ。
僕たち全部かき集めて。
寝ている子も全部たたき起こして。
イっちゃてるあの子もその子もこの子も。
全部全部混ぜちゃうんだ。


 「噛み付くな」


愚かな親なら迷わず殺せ。
愛情のない兄弟なら殺せ。
友情のない姉妹なら殺せ。

浮事を赦さぬ妻なら犯せ。
役に立たない夫なら潰せ。

理解のない教師なら責めろ。
出来の悪い医師なら開け。


 「泣くな」 「喚くな」 「吠えるな」


あの子が眠ってくれないんだ!


「俺がお前のご主人様だ。」


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2008/02/15
服従が恍惚。


床に置かれた陶器のお皿。
白い皿には白い牛乳。
一体どれだけ入っているのか。

縁一杯かもしれない。
もしや一滴たりとも入っていないやも。

疑心暗鬼。
絶えず疑い、舌をつき出した。


ぴちゃぴちゃ卑猥な水音。


あ、これは違う。
牛乳ではない。

なんて事だ。
色が一緒だからって。
喉に引っ掛かったじゃないか。


可愛い君の、可愛い悪戯。


残さず嘗める。

ペチョペチョ露骨な水音。


大丈夫誰も見てない。
屈辱的な姿勢。
甘んじて受ける。


ああ、喉にひっかかる。

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2008/02/16
まだまだ僕は寝れそうにないよ。


一日生きてはまた死んで。
朝が迎えればまた生まれ。
一日生きては再度死に。
朝が迎えれば何度も生まれる。

あ、また殺さなきゃ。
毎日毎日殺しているから死体が山積み。
潰れそうだよ。
埋めるとこなんか無いよ。
焼くと嫌な臭いがするんだ。
吐き気がする。

あ、また殺さなきゃ。
嫌な事、たくさんたくさん喰らわして。
でっぷり太ったら殺すんだ。
一日何匹ヤれるかな。
糞尿を喰わせて太った豚だ。
醜悪な。
現実の僕とは似ても似つかない。
殺せ殺せ。
ピンクの脂肪が気持ち悪いな。
胸焼けが。


今日は三匹殺しました。
明日は何匹生まれるかな?

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2008/02/19
出来ればお願い。


日に何度もつまずく。
何も無い所でだよ。
歩き方が悪いんだな、きっと。
足を上げたつもりになってるだけだ。

あ。今、目の前を通り過ぎていった彼が。
後ろから僕を刺してくれれば良いのに。
彼が誰かなんか知ったこっちゃない。
所謂いわゆる、誰そ彼(黄昏)時だから。

ああ、刺してくれないか。

理由なんて無くても良い。

あの子が良いなんて、我儘も言わない。

刺してくれ。
出来れば後ろから。

無様に前に倒れて、冷たいコンクリに僕のきったない血を吸わすんだ。

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2008/02/21
隣の家のワンちゃん。


隣の家の犬の鳴き声が。
ふと聞こえなくなりました。

まさしく“泣く”ように鳴いていたのに。
気付くと聞こえないのです。


聞くに堪えない鳴き声だった。
悲痛な叫びに聞こえていた。
ずっと。


隣の家の犬の鳴き声が。
もう聞こえなくなりました。

黙らせたのは、誰?

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2008/02/22
林檎のパイが絶品なの。


彼の特技はお菓子作り。
特に林檎のパイは絶品なの。

甘くて、
サクサクして、
生クリームにカスタードクリームをのせて
食べるの。
シナモンの香りが最高。

彼の愛娘も大好き。

とても素敵。
あたしはそう思った。
まるで日だまりのカフェカーテンみたいだもの。
あたしが作れるエンドルフィンより、
ずっとずっと素敵だわ。