Memoに記載しました文章及び絵を纏めました。
加筆修正有り。

黒字・本文
青字・一人事

下に行くほど新しいです。

2008年6月〜半ばまで。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2008/06/01
日常


せめて嘘つきで在れば良い。

腹の中で触手がうごめくようだ。
気持ち悪い、気持ち悪い。
いっそ全て吐き出せたらな。

いっそ全て壊せたなら。

少しは僕を知って貰えるだろうか。


なんで嘘を付いてくれないんだ。

酷いよ。
嘘つきでいてよ。

僕を少しでも好きだと思うなら。


そんな訳無いって

知っているけど。


なんでもない。
ちょっと、独り言。
独り言だよ。
なんでもない。



独り言。
ホントは嘘なんて。独り言。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


2008/06/03
平常


騙された。
いくらでも、笑顔と共に騙して騙されて。
誤魔化して、誤魔化されて。

綺麗に、つくろって。


自身さえ騙せたら、万時解決。



いい方向に考える。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


2008/06/04
逆さま都市


水面みなもを覗く、少女の目。
逆さま都市。
少女の目には見えている。

きっとそこには、あべこべな私がいるはず。
パン屋の坊やもいるの。
馬車も通るわ。
そこに行けば、私に逢えるの。
私は私に逢いたい。



あんまり面白くないって、書いた気がする。
うん、やっぱり、面白くないかも…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


2008/06/05
先天性視覚的自己認識機能不全


鏡を見よう。
映っているのは誰?

僕の可愛いお姫様。

笑うと出来る笑窪えがお
黄色い肌。
きゅっと締まったウエスト。
小さなお顔に。
薄い口脣。
睨みを利かした時の、鋭い一重の目。
折れそうな程に細い手首と。
スラリと真っ直ぐ伸びた足。
ニキビが残った頬っぺたに。
サラサラの絹のような黒髪も。
形の良い乳房も。
皆、可愛い君の可愛いトコロ。


ねえ、君。
自身の認識は、脳の何処で行われているのかな?
僕は其れが機能していないんだね。

鏡に映る彼女は誰?
僕のお姫様だ。

ねえ、もっと笑ってみせてよ。
拗ねたり、泣いたり、怒ったり。
とぼけたふりして。
眠たい素振そぶりで。
痘痕あばたも笑窪。
恋は盲目。
僕の愛しいお姫様。

なのに。


ああぁあぁぁなんて事だ!
一瞬、ほんのまたたく間。
 認識した。

あ、こいつは僕だ。

なんて不細工な女!
こっちを見るな、視界に入るな。
鬱陶うっとうしい。
反吐へどが出る。

っ畜生!!



自身の確認ってどうやってするのでしょうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


2008/06/06
特別でない仕合わせ。


毎日毎日、どうでも良い事だらけ。
でも、どうでも良い事を一つ一つ拾ってでる。
それは、つまらない仕合しあわせで。
気付いたら、失くす事の出来ない大切な仕合わせになってる。

あんまり多くは持てないんだけど。
出来ればたくさん持てるようになりたいな。


白いジャケットを飾る、細いレースとか。
ズボンのポケットにほどこされた、ピンクの刺繍とストーンとか。
パフスリーブのギャザー具合とか。
色違いのオーバーニーソックスとか。
あと、あと。
とてもよく晴れた日の日傘。
前より上手に作れたスコーン。
小さい植木鉢の、小さい薔薇。そのビビットなピンク!
宝石みたいな、甘い甘いケーキ達。


特別じゃない仕合せ。
特別じゃない日々。
特別じゃない私。


一つ一つ拾って愛でる。
私の時間。大きな仕合わせ。


こんなもの、誰も欲しがらないでしょう。
でも、羨ましがられないのが良い。

文学的な憂鬱。麗しく。
お気に入りのカップにれた、紅茶のよう



綺麗に書き過ぎた気がします。
もっと、陰鬱でも良かった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


2008/06/09
リード


にゃんこや、にゃんこ。
にゃんにゃん泣いてどうしたの?
僕のお膝においでなさい。

可愛いにゃんこ。
何があったか教えて頂戴。
それがイヤなら忘れよう。
一時いっときでも忘れてしまおう。

にゃんにゃん、にゃんこ。


ぴょんぴょん、うさぎ。
一人で平気なうさぎさん。
うさぎなのに、独りが平気?

赤いお目々に、
泣き声のない喉。
君は独りでも平気な子。
僕が死んじゃうよ。

ぴょんぴょんどこにも行かないで。


忘れてしまって。
忘れて良いんだよ。
僕がご主人様だよ。


わんわん、子犬。
ほら、僕はこっち。
こっちだよ。
わんわん、おいで。

誰がご主人様か思い出してご覧なさい。



ほのかに卑猥にしたかったのです!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−