Memoに記載しました文章及び絵を纏めました。
加筆修正有り。

黒字・本文
青字・一人言

下に行くほど新しいです。

2008年7月半ば〜終りまで。



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2008/07/21
開かず。


あたしを好きと言う男は、
幾人も、幾人もいるのよ。

だからもう、そんなに好きとか可愛いとか言わないで。
貴方、何も見えてない。
好きだなんて妄想で精一杯になって。
一つもあたしが見えてない。

そんな目なんて、あたくし髪一筋たりとも信じませんの。


妄信を粉砕するから。

その目をしっかり見張って見て見なさい!


貴方が惚れた女なんて、何処にも居やしないから。
貴方が想ってるあたしは、そんなにいい女じゃない。


目を覚ませ。

そして、よく見ろ…。



恋は盲目とな。
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2008/07/22
オンナノコ。


お嬢ちゃん、こっちにおいで。
あれお嬢ちゃんじゃないの?でもいいや。
ケーキは好きかな?
アイスも好きかい?
僕と一緒においで、ほらおいで。

一筋、デロリと白い生クリームが垂らされて。
ぼくがソレを舐めて、…悦ぶ。
甘いな。美味しい。
ねぇ、もっと頂戴よお兄ちゃん。
この生クリーム、癖になる。
ねぇ、頂戴。


僕の指先にかすめて遠くなる。
青いトンボが行く末なんてどうでも良い。
あ、そうだ。
スカートが似合いそうだね。
髪飾りも可愛いな。
髪、少し伸ばそうか?似合うよ。


オンナノコがトオる。
まあ可愛いらしい!
テをツナいで、ステキなカレシが指差すサキに。

其の先なんてどうでも良いよ。
だって、愉しいはずだから。
だってお兄ちゃんが嬉しそうなんだ。
だって、ぼくも嬉しいから。


よく似合うよ。
でもちょっとスカートが短かったかな?
他の奴に見られるのは、嫌かも。うん嫌だな。
でも可愛いよ。可愛い。


オンナノコがワラう。
まあ本当に可愛い子!

ねぇ、お兄ちゃん。
ぼく、もっとオンナノコになるよ。
もっと可愛いって言って、してくれる?



女装美少年は何処に落ちてますか…!!
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2008/07/24
飲み込め、早く。


衝動が起きなければ何もおこらない。
衝撃を、下さい。

揺さぶって。
幼い頃に落ちたブランコ。
もう二度と、安易な愉しみを味わえない。

揺れ動く視界。
同時に生まれる。
意識。

澄み渡る。
揚々と起動する脳。
耳。
聞こえる。

声、声、声。
生まれて、浮いて。
私は飲み込む。
消えてなくなる前に。
早く、急いで早く。

手探りで掴んで、躊躇ちゅうちょなく一口。
嚥下えんか成功。
私の声になる。



子供の頃に背中から落ちました。。。
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2008/07/26
全ての色を。


ここは聖櫃。
全てが透明な百合の残骸。
なのに、
 貴方はだぁれ?

聞こえないふり。


触れてみればとても不安定な塊。
爪で侵食。
舌で感知。
貴方は夢魔。
全てを飲み込む 色 。

私の甘い夢。


全てが、全てが、飲み込む色に変わる。

何もかも、あの、  真っ白な
 全てを飲み込む 色 。

私の全ての夢魔。


御機嫌よう、私の全て。



我が愛しの淫魔。
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2008/07/29
嫉妬と同じ境界線で。


主人はとても気分が良い。
珍しく声を上げて笑っている。
それでも可愛らしいのは、育ちの良さか。

目元にかかる前髪を、耳の後ろにつぅっと指先で流し。
その明度の低い紫で塗られた爪先で、グラスを撫でた。
グラスの細い足が、主人の手で弄ばれるのを、
私は少し、…いや酷く、嫉妬した目で見た。


無言で差し出されるグラス。
そこに、深い赤のアルコールを注ぐのが、私の役目。

主人の口に運ばれる。
斜め横からの視線にも気付かれているのでしょう?
そうであれど、皆が注目している視線の中の一つ。


赤いアルコールが口脣くちびるを濡らすのを、
私はやはり、…・・酷く、羨ましいと思う。


せめて、その御髪おぐしのリボンであれば。



お父様の赤ワインを注ぐ係りの男性目線。
お父様モテモテwww
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