Memoに記載しました文章及び絵を纏めました。
加筆修正有り。

黒字・本文
青字・一人言

下に行くほど新しいです。

2009年6月。



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2009/06/01
ご多聞に漏れず


ご多聞に漏れず。

否定否定否定。

間違いなく。

当然。

どうでもよい。

無縁。

私と、誰?

否定否定否定。

ただ、ご多聞に漏れず。

否定の繰り返し。

そればかりを、頂戴したから。

それしか知らないの。


また否定。

それしか知らないから。

それだけが、優しさ。



なんで書いたか覚えてるような、覚えてないような。
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2009/06/02
お言葉


貴女は素敵な言葉を吐くの。

嗚咽。嘔吐。

それはとてもとてもすてきなことばなの。

誰に与えているかは知らないのだけれど。

それはとてもとても素敵なのよ。

私は恍惚(うっとり)とし。

何度も視線を往復す。

一つ一つ、言葉を舐めるように飲み込んで。

味わう。

喉を通る、この嚥下が、最高の瞬間。

貴女は素敵な言葉を並べる。

ねぇ貴女、魔術師なの?

私にとろりと“何か”を飲ました。

私がこの舌で、自ら飲み込んだ。

すてきすてきなことばを。



この時はまだ恋の魔法にかかってたのかと思うと、感慨深い…w
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2009/06/07
ねえ。


もういいでしょう。
私、ここらでお茶がしたいわ。

もう何処にも行きたくないの。
独りで平気だから。
ねえ、お願い。
哀れな目で見ないで頂戴。

私、ちょっと休むだけだから。
今だけだから。
ねえ、許して。
またすぐに、走りだすから。


もう何処にも行きたくないの。
ここに居たいのよ!
ねえ、お願い。
私、ここに居たいの!

容易に手の届く物だけで、生きて。
容易に手に入る物だけを、欲しがって。
すでに手にしたモノだけで、満足するから。
それ以上の我儘なんて言わないから。


ねえ、お願い。
今だけだから。
ねえ、許して頂戴。
ねえ。



書くことなくて、昔ノートに書いた文章を載せた気がする。
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2009/06/08
幸福を掴む指。


あれもダメ。これもダメ。
けれども記号を並べる。

めえるは便利ね。
表情(かお)が見えない。
のっぺらぼうさん。
とうめいにんげん。
いえ、それよりも、もっともっと。

何も無いのよ。


掴めるものは何も無い。
如何しましょう。
時間ばかりは無神経です。

姑息な手段に躊躇うことは無し。
掴む為なら、何でも致しましょう。
私の色は黒だもの。
何ものにも染まる事は無いわ。

だって、何も無いのよ。


普遍的なアレコレを。
掴み得るなら。



メールは便利ですね。
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2009/06/10
今朝・明日・昨日と今日。


ますます言葉を失います。
本日は曇り。
目が開けられぬ程に、眩しいのは何故。

今より、もっと忘れてしまいます。
今晩もメニューは同じ。
けれど、飽きもせずに味わう。

煩わしい概念に付き合う明日(あす)を嗤いなさい。

きっと、これはこう言うでしょう。

意味なんか、ねーよ。



まだ一人暮らししてた時かな?
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2009/06/16
とけあわぬ。


男が一人おりました。
女も一人おりました。

けれども恋仲ではありません。

男が安易に理解のつもり。
女が嫌悪を笑顔で隠す。


男が一人おりました。
女も一人おりました。

けれども二人は溜息ばかり。

知らぬ存ぜぬでお互い様。


不明瞭な視覚だけ頼りに、一寸違わず近づき遠のく。

男が一人おりました。
女も一人おりました。

やはり交じり合う事はありません。

男が生涯保証を求めます。
女が付加価値を探ります。


決して交じり合う事はありません。



第三者で漠然と男女の恋愛感を見るのって結構好きです。
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2009/06/22
憂鬱な午後


小さい彼女が生み出すのは、幸せの日々。

睫毛を濡らす。

変わらず幸せを生んでいるのに、涙が零れる理由は何。
君を泣かせてしまう、悪い奴は誰。
二人の時間を脅かす、根源は何。

唇から吐息。


「私の罪が、いつか罰となってやってくる。」


「逃げ切れません。捕らえられて、処罰されます。」


「この穏やかな時も、私の罪になる。」


「根源は、私、そのもの。」


「ねぇ、ねぇどうか。貴方だけは、最後まで。最後まで。」


「全てのものが私を罰しても、恨みはしません。」


「でも、貴方に罰せられたら、私。」


「怨霊となり、貴方を求めてしまう。」


「ねぇ、そんな嬉しそうな顔しないで。」



ものすごい惚気話www
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2009/06/28
夢をつれて。


メスとして使われる事が大事だと、信じて。
そうでなければ価値が無いと、当たり前で有ったのに。

それが間違いであると教えられました。
今まで正しいとしていた事が、間違いになった。
私の全てはなんだったの。
なんにも、失くなってしまったの。


お喋りは好きなのですが。
広くは赦せれません。
声となれば、迫害されます。

どうにかして下さいな。
どうにかなってしまう前に。
堕ちて行く様に目が回り、気分が悪いのです。
堪えきれずに、なにもかも、有りもしないものまで、嘘さえも、全て嘔吐しそうです。


はぁ。
何だか最近、とっても眠いのです。
灰色アスファルトは暖かいの。
私の好きな色じゃあ、ないのにね。

眠りに襲われる、夢を渡る瞬間。
彼はやって来ます。
いいえ。きっと彼が、夢をつれて来てくれるのです。

私に安らかな眠りを下さいます。
彼は毎晩、私のベットにそっと入り込む。
溺れる程に甘い夢を注いでゆきます。
彼は永遠、終わりの無い夢をと唾液が混じる。

二度と目覚めたくないと願う私に、
二度と起きずに僕と夢に微睡み続けて、と願う彼。
指を絡めて、目を閉じる、いつもの夜。



生きづらいんだろうなぁ、と思う。
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2009/06/30
王子様との約束


お父様が言います。
外には悪い奴ばかりがいる。
お母様が言います。
外の空気は毒が混じっている。
お兄様が言います。
外には恐ろしい怪物がいる。
お姉様が言います。
その全てが、貴方を狙っている。

ジリジリ、電話の音。
難聴の様に、聞こえない振り。

婆やが言います。
外に出たら息が出来なくなります。
家庭教師が言います。
外に出たら酷い痛みが走ります。
お医者様が言います。
外に出たら死んでしまいます。

長い長い女の髪の毛。
スプーンですくう、黄色いスープの中。

メイドが言います。
外に出たら、捕まります。
メイドが言います。
外に出たら、拷問を受けます。
メイドが言います。
外に出たら、内臓を抉られます。
メイドが言います。
外に出たら、強姦されます。
メイドが言います。
外に出たら、手首を締められ吊るされます。
メイドが言います。
外に出たら、鞭で肉をミンチにされます。
メイドが言います。
外に出たら、爪を一枚一枚剥がされます。
メイドが言います。
外に出たら、皮膚を林檎のように剥かれます。
メイドが言います。
外に出たら、四肢を引き裂かれます。
メイドが言います。
外に出なければ、王子様が迎えに来て下さいます。

約束なのです、皆との。
迎えの来る、その日の為の。

王子様が言います。
この日の為に、君は今まで生きてきた。
彼が言います。
僕の言いつけ通り、皆も君も約束を守ったね。
夫が言います。
これからはこの籠が、君の部屋だ。
ご主人様が言います。
誰にも見せない、聞かせない、触れさせない。
こんな可愛い生き物は、僕だけが独占する。
昼と無く夜となく、君を愛するから。
…だから、良いね?

外に出れば、穢れてしまう。
だから、約束。

王子様が言いました。



最後要らなかったかなぁ、落ちが欲しくて無理矢理つけた感。(´・ω・`)
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